8月6日~9日で青春18きっぷの旅に出てきました!
Youtube動画はこちらです。
【1日目】
武蔵溝ノ口を5:04に出て、東海道線・宇都宮線・東北本線を乗り継いぎ、新白河に9:32到着。
ここで一旦朝食に。
いつもお世話になっている駅ナカのお蕎麦・ラーメン屋さんで「季節のそば」をいただく。
とろろとなめこが大量に乗り、ひんやりして美味しい。
その後、東北本線で仙台まで。13:08着。
牛たんを食べようと思い下車したが、街はちょうど七夕祭りの真っ最中。


賑わう人並みで牛たん屋はどこも行列ができている。
やむなく、入れそうな居酒屋に入る。
おつまみの牛たん!
牛たん焼きと、牛たん焼きの柚子胡椒しぐれ煮をいただく。


仙台から東北本線で北上へ。
そこから北上線で山形方面に向かい、ほっとゆだを目指す。
錦秋湖に夕日が沈む。


ほっとゆだ着。19:01。
駅舎が温泉、そして風呂の中に信号機があり、列車が近づくと信号機の色が変わるのだ。
到着45分前~30分前:青色
到着30分前~15分前:黄色
到着15分前~0分前:赤色
黄色になっから風呂から出て、汗が引くのを待つのが良いだろう。
風呂上がりのビールがうまい!




ほっとゆだから北上線を戻り、東北本線で盛岡。22:46着。
まだやっている冷麺を探して歩く。
焼き肉屋で出している冷麺にありつく。
シンプルな「かけ冷麺」だが、シンプルなだけに美味しさが伝わってくる。


そして大通りの快活クラブに宿泊。
この日の交通費は、通常のJR料金が「11,200円」のところ、青春18きっぷの1日分「2,410円」。
とってもお得な1日だった。
【2日目】
盛岡を6:41に出て、IGRいわて銀河鉄道で八戸を目指す。
IGRは青春18きっぷが使えない区間のため、別途3,110円の運賃を支払う。
八戸には8:28に到着。
陸奥湊に向かう八戸線は1時間後の発車なので、駅周辺をうろうろするが、特に目立ったものはない。
お土産屋でいろいろお土産を物色する。
顔出しパネルは見逃さない。


八戸を9:29に出発し、陸奥湊に9:43着。
さあ、駅前朝市でご飯を食べよう!


勇んで朝市に入るが、どうも雰囲気が違う。。。
ご飯が食べれそうにない。
少し彷徨ったあと、市場の人に話を聞くと、場所が違うという。
工事中の建物に隠れて見えにくかったが、向かって左に進むと新しい朝市館があるとのこと。


ありました、ここです!
市場で具材を仕入れ、食堂でご飯と味噌汁を買い、自分でアレンジして作るという。


まぐろ、ぶり、ほたて、えびなど大量に買い込んで、できたのがこれ。


食べきれるかと心配になったが、意外とぺろり!
美味しいものはいくらでも入りますね。
さて、次はいよいよ青森のねぶたを目指す。
陸奥湊を10:45に出て、青い森鉄道で青森に12:40頃到着。
青い森鉄道は青春18きっぷが使えるのでありがたい。
青森ではすぐに荷物をコインロッカーに預けて街中へ。
昼ねぶたの運行がちょうど始まったところだ。
(動画をYoutubeでご覧ください)
今日は祭りの最終日ということで、昨日までの運行で受賞した18台が昼ねぶたを披露している。
夏の青森は暑かった。
東京と同じくらい、35度近く気温が上がっている。
そんな中でも、祭りに参加する人たちは元気だった。
昼ねぶたを見て、しばし休憩。
ご飯を食べたあとは、青森まちなかおんせんで夜までくつろぐ。
夜はねぶたが船に乗って青森湾をめぐる「海上運行」が行われる。
船が近づくと、花火があがるという流れだ。


今夜は撫牛子の快活クラブに宿泊。
青森を21:30頃に出て、撫牛子には22:00頃に到着。
快活クラブまでの道路はバイパスだが、街灯が灯っておらず真っ暗。
でも、近くにいい居酒屋を見つけて夕食にありつき満足。


この日の交通費は、通常のJR料金が「1,020円」、IGRいわて銀河鉄道が「3,110円」、青い森鉄道が「2,320円」のところ、JRと青い森鉄道は青春18きっぷの1日分「2,410円」、IGRは「3,110円」。
合計「6,450円」のところが「5,520円」となり、ちょっとだけお得となった。
【3日目】
今日は鉄道旅のハイライト「五能線」。
関東からだと、ここまで来るのに丸一日を要する。
飯田線・只見線と同様、乗り通してみたい路線だ。
今回は丸一日かけて五能線を堪能する計画だ。
朝一(5:44)に撫牛子を出て奥羽本線で「川部」へ。
ここが五能線の端の駅だ。
まずはここから鯵ヶ沢を目指す。


鯵ヶ沢には6:55に到着。
目当てはご当地名物の「ヒラメのヅケ丼」。
どこもお店はやっていないが、この次の列車だともう10時台になってしまう。
いったんここまで来て、お店が開くのを待つほかないのだ。


朝9時に海の駅がオープン。
その時間に合わせて海の駅へ向かう。


真っ先に「ヒラメのヅケ丼」を注文。
美味しい!


お店の外には「わさお」の銅像が。
わさおはこの近くのお店がふるさとらしい。
秋田県の長毛種、迷い犬から飼い犬へ。
飼い主にかわいがられ、皆にも親しまれ、幸せな犬生を送ったようだ。




美味しい朝食をいただいたところで、次は五能線を少し戻って木造に向かう。
駅舎が「土偶」になっていて、一度見てみたかったところだ。


巨大な土偶が駅舎に貼り付いている。
足元をさわってみると、はりぼてではなく、しっかりとしたコンクリートでできていた。
両目は、列車が近づくと、到着5分前から点滅が開始する。
肉眼では見ることができたが、動画では良くわからない。(Youtube参照)
さて次は、深浦だ。
途中、難読駅名の風合瀬(かそせ)や、今回はパスしたが一度は下車してみたい驫木を通過。


この辺から海が見えてきて、景色が良い。


木造を11:14に出て、深浦に12:44着。
乗り継ぎ時間が2時間近くあるので、近くを散策することにした。
まずは近くに見える「大岩」へ行ってみる。


大岩へは整備された道が続いていて、岩のトンネルを抜けて頂上に登れるようになっている。









しばしのんびり景色を楽しんだ後、駅の方に戻って昼食にする。
セイリングさんに入る。
「まぐろ丼御膳」と「まぐろ刺身御膳」が2,100円。
私と友人はそれぞれ「丼」と「刺身」を注文。
驚くほどたくさんの小鉢がついてきた。
まぐろ刺身はもちろん、どの小鉢も美味しく大満足!


次はウェスパ椿山に向かう。
お目当ては「黄金崎不老ふ死温泉」だ。
最寄り駅となると「艫作(へなし)」だが、そこからだと徒歩20分ほど。
でも、温泉からウェスパ椿山までは無料送迎バスがでており、それを利用させていただくことにした。
あらかじめ駅の到着時刻を連絡しておいて、駅までバスで来ていただく。


温泉は日帰り入浴ができる露天風呂があり、海辺に面しているのが特徴だ。
館内の浴場でかけ湯をしたのち、海辺の露天風呂に向かう。
露天風呂は撮影禁止のため、素晴らしさを伝えることができないが、直射日光の降り注ぐ炎天下で露天風呂に入ると、まるで真夏のビーチで日光浴している感じがする。
この風呂に入ったまま日没の景色を味わいたいが、残念ながらビジターは16時までしか入っていることができない。
日没は宿泊客のためのものだ。
館内の大浴場も3つあり、どれもそんなに混んではおらず快適だった。
温泉で寛いで、五能線とはお別れする。


ウェスパ椿山を19:40に出て、五能線終点の東能代に20:57着。
15時間かけて五能線を堪能することができた。


東能代を21:34に出て、今日の宿泊先の大館に22:18着。
さすがにどこも開いておらず、コンビニで夕食を買って帰る。
今日の交通費。
通常のJR運賃「4,530円」のところ、青春18きっぷ「2,410円」。
乗り通しではなかったので、半額くらいのほどよいお得感となった。
【4日目】
いよいよ最終日。
今日は大館から花輪線に乗って盛岡を目指す。


秋田杉の山を通って、まずは南十和田へ。
ここでスイッチバックとなる。




花輪線は「十和田八幡平四季彩ライン」の愛称で知られるように、十和田湖の南や八幡平を抜ける高原鉄道。
3時間ほど乗車するが、景色を見ていると飽きることがない。
岩手山を右手に見て、好摩に到着。
ここからIGRで盛岡行きとなる。

大館を6:21に出発して、盛岡に9:40着。
初日は冷麺をいただいたが、帰りはじゃじゃ麺だ。
駅から歩くこと20分、じゃじゃ麺が美味しい「白龍(パイロン)」さん。
じゃじゃ麺とチータンタンを注文。


じゃじゃ麺はみそとしょうがのバランスが絶妙。
以前一度食べたことがあったが、そのときより格段に美味しく感じる。
麺を一口残して、チータンタン(たまごスープ)にしていただく。



じゃじゃ麺を美味しくいただいたあとは、ひたすら東京を目指す。
盛岡(11:54)~仙台(15:30)~<常磐線>~原ノ町(17:00)~いわき(18:48)~水戸(20:41)~川崎(23:30)~武蔵溝ノ口(23:53)
今日の交通費は、JR通常「10,950円」+IGR(好摩~盛岡)「660円」のところ、
青春18きっぷ「2,410円」+IGR「660円」となり、
合計「11,610円」が「3,070円」と3分の1ほどの運賃で帰ってくることができました。
4日間通しだと、通常「33,790円」が「13,410円」と、「20,380円」もお得な旅となりました。
皆さんも青春18きっぷでお得な旅をしてはいかがでしょうか?
余談ですが、今回の旅の間中、私と友人はトランプの「ジンラミー」に興じていました。
麻雀のように「同じ数字のカードが3枚以上」や「同じ種類の続き数字が3枚以上」といった手役を作って、相手より先にあがる、というものです。
2人専用ゲームで、楽しいですよ!
ということで、青春18きっぷの旅「青森ねぶた祭&五能線」編でした。